石油を使わないパークドライ

対象商品:スーツ、ネクタイ、ズボン、スカート
コート、セーター、その他ドライマーク表示の商品


ドライクリーニングのほとんどは油脂溶解力
の強いパークロロエチレン(以下パーク)溶剤を使用
しております。現在約9割のクリーニング店がパークを
使わず石油系溶剤のみでドライクリーニングをして
おります。石油のにおいが気になる、汚れ落ちにご
不満の方はぜひご利用下さい


@ドライクリーニング溶剤の種類

ドライクリーニングの種類は大きくわけて石油系溶剤
とパークロロエチレン(塩素系溶剤)の2種類があります。下の表は全国のクリーニング店ドライ機設置台数
の割合です。(平成22年度)

石油系溶剤 88.5%
パーク(塩素系溶剤) 9.8%
その他の溶剤 1.7%

全国の90%近いクリーニング店では石油系溶剤
のみでドライクリーニングをおこなっております



Aドライクリーニング溶剤の特性

沸点 油脂溶解力 引火性 比重
石油系
溶剤
150〜210℃ 27〜45 あり 0.77〜0.82
パーク(塩素系溶剤) 121℃ 90 なし 1.63

沸点 ・・・液体が沸騰する時の温度
油脂溶解力・・・油を流す力、つまり油汚れを落とす力
引火性・・・火を近づけた時燃える可能性
比重・・・数値が大きいほど、もみ、叩き作用の効果に
より汚れ落ちが期待できる

上記の表を総括するとパーク系溶剤は石油系溶剤
と比べて油汚れを落とす力が強く
引火性が無いので安全であるといえます

Bパーク(塩素系溶剤)の欠点

ではなぜ多くのクリーニング店ではパーク
を使用しないのでしょう?

1.パークドライ機の価格が高く国産機が少ない
(海外ではパーク機が主流です)
2.染色や加工によって洗えないものが多い
(当店では石油系ドライ機も設置しております)
3.規制が多く取り扱いがむずかしい
(当店ではパーク機の取り扱いになれた
クリーニング師2名が在籍しています)

以上が他店でパーク機が敬遠されている理由
ではないかと思われます。当店では上記のように
すべての面でクリアしております。




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